ぐるりのこと

*ぐるりのこと*
久しぶりに渋谷のシネライズへいく。
橋口監督の作品、ハッシュ以来6年ぶり。楽しみでした。
ひりひりしたり、じんとしたり、あたたかかったり、悲しみというのではなく、何度も泣いてしまった。
作品が、長かったけれど本当に二人と10年間をともにしてきたかのような気持ちで,家に帰ってからもぼんやりとしてしまった。途中の法廷で出て来たその年々の犯罪とか、も、リアルで、いろいろ、人のつながり方とか,いろいろ。
そして、かなり作品の内容とはズレますが、橋口監督はゲイなだけあって、女の人に対して少しも幻想がなくて笑えます。そして男の人の裸はでてきても女の人の裸はでてきません。当たり前かもしれないけど,ちょっとおもしろいです。