原宿駅から表参道に下って行く坂の途中でいつも歩道に行列ができている。
とても有名な手作りのインディアンの銀細工のアクセサリーのお店とかで5名づつしか店内に入れないらしい。
私はほとんど興味がなかったのだが、どうしてもそこのものがいい、ということで、はじめて並ぶことになった。
ボーナスシーズンやクリスマスシーズンも重なってか、午後もまだ早い時間だったが、すでに沢山の人が並んでいた。
1,2時間で入れるか、と思ったら、待つこと3時間半ぐらい。。。すっかり日も暮れてイルミネーションも点灯していた。
毛布でくるんで暖かくしたベビーカーの中で子はぐっすり眠っていたが、いくらなんでも起きだしてきた。
そして、やっと次に順番がくる。長かった。
板張りの綺麗で新しくはあるが、とても狭い店内。銀細工の羽や革製品の腕輪や鞄などが壁に飾られている。
店員さんはぶっきらぼうで決してよい雰囲気ではない。(それでも以前よりずっと丸くなったのだそうだ)
町にあるシルバーアクセサリーの店とどう違うのかわたしにはさっぱり理解不能
それでもコアなファン達が次々に淡々と品物を購入していく。
迷う時間はほぼ無いような空間で指輪といえば一点のみのデザイン(もう他は売り切れていたそうだ)でサイズを聞いてそれを出して終わり。
もう買うかかわないかだけのような。一瞬ええ〜?と思ったが3時間半も並んで買わないのもしゃくだよな〜。という感想だった。
もう二度と行きたくも並びたくもないと思ったが、後々その指輪をみていると、どんどん良いものに思えてきた。そしてまた並んでもいいとさえ。。
インディアンの魔力だわ。でも良い製品はやはり後でぐぐっとくるものなのですね。