女はみんな生きている

金曜に神戸から友達がきていて、日曜に日光へ行く。日光は3度目くらい.一度は修学旅行で、全く記憶になく、二度目は4,5年前。どちらも自主的ではなく今回も友人の兼ねてからの希望により日帰りで向かった。もっと雪深いイメージであったが、ちらちらと雪が舞う程度で、思った程降り積もってはいなかった。それでも風は冷たく世界遺産巡りをした後はすっかり体が冷えてしまった。さすがに観光シーズンでもないので、人が少ないのではと思ったが、案外といた。関東からなら一泊あるいは日帰りでも行ける距離だからか。途中メキシコ人観光客の集団に遭遇する。暖かい国から来たので寒いのでは?と思ったのだが割と薄着で、ラテンのノリで雪を触ったり、楽しそうにしていた。
駅から東照宮へいくまでの道に金谷ホテルがあり寄り道をする。三波春夫風のホテルマンがお客を見送っていた。宿泊客ではないのですが写真を撮っていただけますか?と尋ねるととても親切に対応してくださり、さらに、中もいろいろありますからお入りくださいと案内してくださった。ホテルはこじんまりとした装いでとてもかんじがよかった。年季の入った建物は昔からの洋風なだけあって、入り口の回転ドアは木でできており、天井の背丈がとても低い。ロビー受付にはアインシュタインのセピア色の写真が飾ってある。右手奥には宿泊客用のソファーがゆったりとおいてあり、古きよき時代を感じさせる。金谷ホテルベーカリーのパンとチーズケーキとシュークリームを購入。とても美味しかった。堪能して外に出る。
日光東照宮は相変わらず絢爛豪華で諄さ120パーセントだった。でもところどころの彫り物をじっと見ていると、とても面白い。ある意味南米の美術などに通じるように思う。そして動物や人物などがけっこうコミカルでかわいらしい。写実的というよりどこか漫画的とでもいうのか。とにかく半日世界遺産を見回って、坂をずんずん下って、途中湯葉料理屋に何度となく入りそびれて、結局駅前のカフェで日光ビールとピザで遅い昼食をとって帰宅した。友達はそこから温泉に向かった。ああ、私もいきたかったなあ。
*女はみんな生きている*
フランス映画があまり好きでないわたしですがこれは好き.女流監督だけあってコミカルだけど、女の人生命力溢れるガッツリした力強さが描かれているように思う。前のパッケージのがゴツくて好きでした。

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