ラヴァーズキス

午後から雨が降る予報だったけれど、終日曇り。
昼過ぎに吉祥寺に向かう。無印などをみて、黒のタートルがほしいなあと思いながら結局何も買わずに店を出る。
今日はなぜかいつもの休日の二割り増しくらい人が多い。
夕方の井の頭公園。スロープのある階段を下りると右側でクラシックのヴァイオイン弾きが、右手奥の池の渕にはギターをかき鳴らす60歳くらいのミュージシャンがいる。夏に来た時も同じように二人がいた。奥の彼はその時猛暑もあってか、ランニングにものすごく短い短パンをはいていて、上手いのだけど、みんな遠巻きにしか近寄れない得体の知れなさがあった。もう秋なので彼もテンガローハットにジーパンをはいていて、学生らしい観客が数名話しかけたりしていた。路肩で似顔絵をかいたり、アクセサリーを売ったりしていた人たちもぼちぼちと帰り支度をしていた。その中で、マンガを声に出して読むパーフォーマンスのお兄さんがリクエストに答えていた。
秋の夕暮れはあっという間。帰り際には夜になっていた。
＊ラヴァーズキス＊

原作は吉田秋生のマンガ。
これも宮崎あおい。